COUNT関数もよく使う関数です。マクロとの連携でも大活躍です。
COUNTAとCOUNT
COUNTAとCOUNT関数は、よく似ていますが、ちょっと違います。
ここでは、それらの相違点と、よくあるミスについて解説します。
COUNTA
書式
=COUNTA(範囲)
引数で指定された範囲で、何か入力されているセルの数を数えます。(空白以外を数える)
COUNTA関数は空でないセルの数を数えます。
下の例では、B列に入力された名前の数を数えるために COUNTA関数を用いています。
=COUNTA(B3:B12)
こうすると、B3 から B12 セルの範囲内で空白でないセルがいくつあるかを数えます。
このとき、対象セルは文字と数字が混在していても問題はありません。
よくあるミス
目には見えなくても、空白がセルに入力されていると COUNTA関数はカウントしてしまいます。
この場合は、ミスに気が付きにくいので注意が必要です。
図では、B7 (上から5番目)が空白になっているため、全部で9人のはずですが、B13 のCOUNTA関数は 10 を返しています。
B7 セルに空白「 」が入っているためです。
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COUNT
書式
=COUNT(範囲)
引数で指定された範囲で、数値が入力されているセルの数を数えます。
下の例では C列とD列で COUNT関数を用いています。
COUNT関数は、対象範囲内で数字の入力されているセルの数を返します。(数値の大小は関係ありません)
C13 =COUNT(C3:C:12)
D13 =COUNT(D3:D12)
とすれば、C列では 7 を、D列でも同様に 7 を返します。
D列にあるようにいろいろな大きさの数字が混在していても問題ありません。