Python 基礎1
今日学習したこと。
プログラム作法
コードを記述するにあたっての注意です。
これは今までの経験上、非常に大事ですね。
1+1=2 のように、詰めて書かないで、1 + 1 = 2 のように、半角 「 」空けて書いていくのが一般的な作法のようです。
確かに、見やすくはなると思います。
# ・・・コメントを書くときは # を文頭に書きます。
ATOM起動
エディタの ATOM を使用しています。
ATOMでサンプルコードを打ち込んで動作させてみましょう。
ファイル ⇒ 新規ファイル とします。
サンプルコードを書いて、sample.py (何でもよい)として保存します。
例えば、print(4+4) でもいいでしょう。
cmd起動
とりあえず、Windows の cmd を起動して、その画面で基礎を学びます。
cmd は Windows10 では画面左下の「ここに入力して検索」のところに、cmd と打ち込んでみてください。
次のような画面が起動されるはずです。
ここで、サンプルコードを保存したフォルダへ移動して、
python sample.py ⏎
とすると、動作して、画面には 8 と出るはずです。
注意 フォルダが違うとエラーになります。
以降はしばらく、ATOMで sample.py に記述し、コマンドプロンプトで動かしてみる、という設定で行きます。
計算式
計算式の特徴を記します。
- 1 + 1 = 2 これは普通です。
- 2 – 1 = 1 これは普通です。
- 2 * 3 = 6 これは普通です。
- 6 / 2 = 3 これは普通です。
- 7 // 3 = 2 割った数値の整数部分を返します。VBA の int みたいなもの
- 7 % 3 = 1 割った数値のあまりを返します。VBA の mod みたいなもの
- 2 ** 3 =8 2^3を示します。
print ()
たいがいの教則本で最初に出てくる関数です。
この本では print(‘hello world’) ではありませんでした!
ここでの注意点は、文字列を出力したいときは ‘ ‘ で囲む、ということでしょうか?
数値では以下のようになります。
print(5+6) ⇒ 11 ですね。
input()
外部入力をするためのコマンドです。
こうすると、Windows のcmd 画面で 何か入力するまで待ってくれます。
input(‘入力してください’)
とすると、画面に「入力してください」と表示されます。
注意点
Pythonでの基本の型は str(文字列)のようです。
つまり、何も言わなければ文字列として扱われる、ということですね。
例えば 123 と入力してもそのままでは数値ではなく文字列ですので、計算できません。
よって、
int(input(‘数値を入力してください’)) ⇒ 123 ⏎
とすると、123 が数値として入力されます。
[ ] リスト
リスト(list)は、データを格納するものです。
たとえば、
data = [‘東京’,’大阪’,’愛知’,’京都’,1,3,5]
などのようにデータ格納します。
これを取り出す場合、
data[2] とすると、3番目の 愛知になります。
print(data[2]) ⇒ 愛知 ですね。
注意 データリストの最初は 0 から始まるので、0, 1, 2 と数えます。
append remove
append
アペンドは「追加する」くらいの意味ですね。
この append は、今現在のリストにデータを新たに追加するときに使います。
例えば、
data = [‘東京’,’大阪’,’愛知’,’京都’,1,3,5]
data . append(‘北海道’)
とすると、
data = [‘東京’,’大阪’,’愛知’,’京都’,1,3,5,’北海道’]
と変化します。print(data) として確認してください。
remove
remove はリストからデータを削除するときですね。
data = [‘東京’,’大阪’,’愛知’,’京都’,1,3,5,’北海道’]
data . remove(‘大阪’)
とすると、
data = [‘東京’,’愛知’,’京都’,1,3,5,’北海道’]
と変化します。print(data) として確認してください。
( )タプル
タプル(tuple)もデータを扱います。
リストがデータのアペンドやリムーブができたのに対し、タプルはデータを書き換えることはできません。固定データという認識でよいでしょう。
リストは [ ] でデータを囲みました。
タプルは ( ) でデータを囲みます。
タプル data = (‘東京’,’愛知’,’京都’,1,3,5,’北海道’)
data[2] ⇒ 京都 になりますね。
このとき、データを取り出すための引数 2 は [ ] で囲みます。( ) ではありません。