互換バッテリーの真実
結論:互換バッテリーはもう買わない!(品質・作る側の倫理が向上すれば買います)
痛い目にあったのは2度目です(1度目はThinkPadの互換バッテリー・・・これもすぐだめになりました)
次の写真を見てください。
しばらく放置しておいた互換バッテリーの成れの果てです。
パンパンです。
ありえない!ですね。液漏れ、爆発もしくは火事になってもおかしくない状態です。
これほどまでに膨張したバッテリーを今まで見たことがありません。
ちなみに買ったばかりのときの写真がコレ
ヤフオクで出品されていた詐欺商品
以前にXperiaのバッテリーがへたって交換したお話をしたのですが、そのときにバッテリーをヤフオクで買いました。
ウリはSONY純正でした。私もSONY純正とあったので買ったんですよ!
しかし、これが真っ赤なウソ!!
Xperiaのバッテリーを交換しても、古いよれよれのバッテリーと持続時間があまり変わらず、しばらくするとすぐに電源が切れるようになりました・・・・orz。
これは互換バッテリーですね。SONY純正ではないようです。
だまされた! と気がついて文句を言おうとヤフオクを開くと・・・すでに業者?(個人かも)は削除されており、雲隠れの状態でした。
悪いやつがいるものです。
仕方がないので、バッテリーを元の古いバッテリーに戻しました。
そして、互換バッテリーは引き出しに放置して、しばらく忘れていましたが、なにかの拍子に取り出してみると・・・このおりです。引き出しが火事になりかねません。
今まで安さに負けて互換バッテリーを2度ほど買いましたが、
それらのバッテリーはほとんど役に立たず、いえ、もっと悪いことに火事などになりかねず、買う意味はありませんでした。
安物買いの銭失いとはこのこと!
今はまだ、バッテリーはやはり純正が安心・安全です。
ここでお断りしておきたいのですが、
すべての Made in China が悪いわけでは決してなく、最近の中国製品はアフターフォローも良くなってきているのは知っています。
以前に買った中華製のドライブレコーダーのフォローはかなり良かったです。
(そうしないと日本では(世界でも)商売できなくなると気がついたのでしょうか)
しかし、こと互換バッテリーに関しては 今のところ やめておいたほうが良い と思います(2021年)。
Amazon日本製の真実
ところで、昔は、 日本製→安物 のイメージが主流だったのです。
私は小学校低学年のころ教科書で読んだ話が今でも忘れられません。
それは、ある工場で働く女性の書いた文章です。
細かい部分までは覚えておりませんが、だいたい次のような内容です。
私は、アジア向けに輸出するYシャツの工場ではたらいています。
ボタン付けは、のりをボタンにつけてYシャツに貼り付けています。
見た目はYシャツですが、これでは着ることができません。
私は、アジアの人にこのような製品を売ることが恥ずかしい。
このような製品を作っている自分が恥ずかしい。私は将来必ず、世界に誇れるような、喜んでもらえるような、さすがに日本といわれるような素晴らしいものを作ります。
・・・・・・
今、日本製=高品質 というイメージが世界中で定着していますが、一昔前はこのような有様だったのです。
子供のころ、子供心にも日本製はダメだ! と感じ、子供心にもそれが恥ずかしく情けない思いをしていました。
今はほとんど死語になりつつある「舶来物」という言葉が、日本製<外国製 という意識を示しています。(昔はドイツ製が最高だった)
しかし、徐々に日本製が良いと、認識が変わっていったのです。
それをリアルタイムに経験しました。
中国も将来的にはきっと変わる、と思っています。
そのとき、中国は経済的には世界で最強国になるでしょうね。
問題は、製品を作る側がいつ気づくことができるのか、人々の意識がいつ変わるのかです。
もうすでに変わりつつあるとは感じていますが。