初めてパリに行った時の話です。
パリは町全体が美しく(一部落書きのひどいところあり)、街そのものがまるで美術館のようでした。
しかし、地下鉄や鉄道ではちょっとヤバい雰囲気も・・・・
無賃乗車する人たち パリの改札
昔の記事でタクシーのプチぼったくりにあった話をしましたが、
パリで鉄道に乗る際に見た、無賃乗車についてお話しします。
パリ市内では鉄道は地下鉄とRERなどがあるのですが、初めてRERや地下鉄に乗ろうとしたときの話です。
改札には駅員がいません。
どうやって乗るのか迷っていたら、若いパリっ子(男)たちが元気よく自動改札を乗り越えて!いきました。
改札が壊れているのかな?と思っていたのですが、そのとき親切なパリジェンヌが「日本語!」で話しかけてくれました。
そして、教えてもらったとおり、近くにある自動券売機で買い、自動改札に入れると・・・・壊れてなんかいません!!
ん?ひょっとして無賃乗車??
そうなんです、改札に駅員がいないので、このように無視して改札を乗り越えていく人がいるんです。というか、しばらく見ていると、かなりの数の人が改札を乗り越えていきました!
こりゃ正直に買うのが馬鹿らしくなるわな。
(もちろん私たちちゃんとはチケットを買いましたが。ちなみに回数券がお得でした)
おまけに、その駅では改札を通ると地下へ降りていくのですが、薄暗い怪しげな雰囲気で・・・さらにエレベーターで下ると地下鉄に行き当たります。
(RERと地下鉄の改札は共通でした)
そこの駅だけかもしれませんが、電気代をケチっているのか、通路や階段などのライトが少なく・暗い!(地下鉄の乗り場では明るくなりました)
日本のイメージとは程遠く、薄暗いので、かなりヤバい雰囲気です。
実際、危険地域を通る時に強盗にあった・・・という話をWEBで読んだことがあり、そういう地域を通る鉄道は避けていました。
余談ですが、私はパリのホテルを予約するとき、ネットで見て、「おっ!安いやすい!」と宿をとったのですが、調べてみると、そこはかなり危険な地域だったということがありました。
いろいろな人が「お勧めしません」「絶対に避けるべき」とあり、あわててキャンセルした覚えがあります。
また、シャルルドゴール空港からRERに乗るつもりでしたが、危険地域を通る(しかも夜)のがわかって、タクシーにした経緯があります。このときタクシーの運ちゃんにプチぼったくられたのですが、その話はこちら
パリの治安は結構不安でしたので、みなさんもいかれるときは、下調べを入念に。