これを書いている時点(2020年3月25日)日本、世界はコロナウイルスにより大変な状況になっています。このさきいつ終息するのか、予測できない状態です。
また、東京オリンピックも延期が決定しました。
こんなときですが、先日はじめてのマテ貝潮干狩りに行ってきました。
平日でもあり、潮干狩りの場にはあまり人がいない状況で、おまけに風が猛烈に強く、まずコロナ感染の心配はなかったと思います。
そんなマテ貝潮干狩りレポートです。
時期、場所、道具、とり方、料理方法などを紹介します。
楽しいマテガイの潮干狩り アサリはいなくなったけど、マテ貝はいる
マテ貝潮干狩りはそろそろ時期を迎えます。
ネット情報などを見ると、だいたい3月中旬から5月くらいまでがシーズンのようです。
初期ではマテ貝のサイズが小さく、大きいものを取りたいときは4月~5月がオススメのようです。
マテ貝ってどんな貝?
ちょっと一見グロですね。
しかし、見慣れればこれはこれで可愛いもの。
食べてみても美味しい貝なのですよ。
マテ貝を楽天で見つけましたが、高いんですね!
キロ6千円を超えています!
|
この細長いマテ貝ですが、これでも2枚貝です。
貝の殻は結構薄くて、強く掴んだりするとかんたんに割れてしまいますので注意しましょう。
生息域は、東北以南の海岸の砂泥地です。
道具は100均でほぼ全てがそろう
ではマテ貝捕りにでかけましょう。
用意するものは塩・・・と、掘るための道具が必要です。
アサリなどの潮干狩りで使う熊手ではなくて小さなクワのようなものが適当です。
百均で写真のようなものが安価に売られています。
それと塩を入れるための容器を用意します。
はちみつを入れるような容器、これも百均で売られているもので十分です。
この容器の中にサラサラにした塩を入れて持っていきます。
あと、採れたマテ貝を入れる小さめのクーラーボックスなどの容器を持っていきましょう。
道具は以上でOKですが、紫外線等気になる人は対策を!
時と場所はどんなところがいいのかな?
時期は上にも書きましたが、3月~5月くらいです。
あまり時期が早いとマテ貝が小さいので、大きいのが取りたいときは4月以降が良いでしょう。
潮時表をよく見て、大潮の時を狙いましょう。
場所は東北以南の海岸の砂泥地です。
干潮時に干潟になるような場所が最適です。マテ貝の貝殻が落ちていれば可能性は高いはずです。
こんなところ↓ 砂浜には掘ったあとがありますね。
クーラボックスがあれば座れるのでラク
しゃがんでせっせと作業するので足や腰が痛くなったりします。
なので、採れたマテ貝を入れるための小さめのクーラーボックスを用意して腰掛けるとラクです。
とり方の実際
さて、とり方ですが意外とかんたんなんです。
まずクワで地面を数センチくらい掻きます。
数センチの薄皮を剥がすようなイメージです。
そうすると、小さい穴が見えてくることがあるのですが、それがマテ貝の巣穴です。何も見つからなければもう少し深く掘ってみましょう。
見つけた巣穴に向けて、用意した塩をふりかけます。
そうして、しばらく待ちます。
(たぶん)濃い塩分で苦しくなったマテ貝が,ニョキッとアタマを出しますから、すかさず指先で捕まえます。
慣れてくるとこれが結構楽しいんですよ。
マテ貝を砂から引き出す際にあまり強く引っ張るとちぎれてしまうので慎重に!
マテ貝料理のおすすめ 美味しく食べる
マテ貝の料理方法はいろいろありますが、オススメは醤油バター焼き、アヒージョなどでしょうか?
ご自分のお好みのものをいろいろお試し下さい。
昼に潮干狩りで取ってきたマテ貝をサカナに一杯・・・なんてオツです。
写真はマテ貝のバター・オリーブオイル炒めです。
結構味が濃いのでいろいろな料理に合うと思います。
マテ貝の下処理ですが、砂抜きをしたほうがいいでしょう。
ネットでみると、マテ貝は砂抜き不要とあるのが多いのですが、実際は少し砂が噛むことがあります。
調理前には 3 ~ 4 % 程度の塩水に数時間おいて砂を吐かせましょう。
まとめ
近年、アサリはめっきり取れなくなりました。
私の子供の頃は、砂浜にそれこそ石ころぐらい豊富にアサリがいたのですが・・・。
乱獲の他、いろいろな要因があるようです。
マテ貝も減りつつあるとはいえ、まだまだ結構取れるのでおすすめです。
しかし、アサリのようなことにならないようみんなで気を付ける必要はあるかもしれません。
まとめです
- 道具・・・・小さいクワ、はちみつ入れに入れたサラサラの塩 どちらも百均でOKです。
セットもあります。
腰掛け用のクーラーボックスがあると便利 - 場所・・・東北以南の海岸の砂泥地 干潮時に干潟のようになるところが良 マテ貝の貝殻が落ちていれば採れる可能性大
- とり方・・砂浜をクワで薄く(数センチ)掻き取る。見つけた小さい穴に塩を振りかける。飛び出てきたマテ貝を素早く手で捕まえる
- 調理・・・バラエティ豊富 いろいろな料理が可能 洋風でも和風でもOK でも砂抜きはしたほうが良い
- 紫外線対策をお忘れなく
- 食べる分だけ・・・とりすぎはやめましょう