前回の記事でダイソンが故障したことをお知らせしました。
お客様相談室へ電話をして、アセンブリの交換を試みましたが結局復活せず。
その後しばらく放置していたのですが。
こちらの記事をどうぞ ⇒ ダイソン dyson V6 掃除機が壊れた!LED故障診断
追記:この記事で書いているようにいろいろ考えて清掃したりしたのですが、なんと❗️結局はバッテリーの問題だったことが判明しました。こちらの記事でどうぞ。
故障の原因
ダイソンが止まってしまい、どうにもこうにも動かなくなってしまった。
いろいろ調べていくうち、故障の原因は内部のつまりや汚れなどのこともあるということを聞いて分解掃除してみることにしました。
それで治ったかどうかは、記事の最後に。
まずはとにかく掃除した報告です。
ダイソンのモーター部分はサイクロンやパイプ、クリアバケツ内のつまりを検知するとモーターの焼付き等を防止するために安全装置が働くそうです。
そういえば、この2年間機械内部の掃除などしたことがなかったよなあ・・・・と思いつつ、「ダイソン 故障」で検索してみると、ダイソン使用2年ほどで同様の症状に悩まされる事例が多いことに気が付きました。
そうなんです、その故障の多くが実はつまりなどで安全装置が作動しているのではないか?という疑惑が・・・。
うちのもそうなのでは?
だとしたら掃除すれば直るかも!と、早速分解してみました。
ただし、構造を知らないで無理にこじ開けるとプラスティック部分が割れたりします。
分解はそれ以降の保証を受けることができなくなる可能性もあるので自己責任で。
必要工具
トルクスネジ 以下のようなものがあれば、たくさんの種類があって便利です。
それとダイソンのプラスティック部分をこじ開けるため、プラスティックなどの板が必要です。
薄くて丈夫であれば何でも構いません。
マイナスドライバーでもできないことはありませんが慎重に!
作業開始
まず、クリアバケツを外します。
外し方はゴミを捨てるときの赤いレバーを押し下げて、バケツ下の蓋があいたらもう一度赤レバーを下に押し下げます。
そうするとクリアバケツが外れますので、プラスティック部分に負担をかけないように注意してクリアバケツを外します。
次にバッテリーを取り外しましょう。
ただし、外さなくてもサイクロン部分は分離できます。
図の2箇所のネジ2本を外せば簡単にバッテリー部分が取れます。
次にメイン部分とサイクロン部分を切り離します。
これはドライバーの先のようなもので図の白い部分を片方づつ慎重につついて外してください。
はめ込みなのでネジとかはありません。
次にサイクロンの下についているメッシュのカバーを外します。
実はこれははめ込んであるだけです。
プラスティックに傷等をつけないように慎重にプラ板などを差し込んで外します。
これが外れるとあとは内部のネジ(11ヶ所)を外せばOKですが、このネジが特殊ネジのトルクスネジです。場所は図の矢印のところです(注意:裏側にもあります)。
+ でも - でもなく、六角形をしています。
こんなのです。これがないとはじまりません。
その後めでたくすべてを分解しました。
構造は思ったより単純です。
特にサイクロン内部は機械的・電気的なものは何もありません。
サイクロンというのは竜巻状の空気の流れを引き起こして遠心力でゴミやホコリを分けているようです。
中を開けるとホコリがやばいくらいに溜まっていました。
謎の「白い粉」と言われる極小のホコリもこびりついています。
マスク等をしないと鼻や喉がてきめんにやられます。
写真はすでに水洗いしてきれいにしたものです。
この構造であれば、水洗いしても問題ないと思われます。
しかし、洗ったあとは少なくとも24時間以上は乾燥させましょう。
湿り気があると、その後のカビなどの原因にもなりますし、モーター部分が故障するかもしれません。
さて、きれいにしたので組み上げます。
組み上げるのは簡単です。
直ったのか・・・・!?
残念でした。同じです。直りませんでした。
やはりLEDが赤く10回点滅します。
これはモーター部分を含むアセンブリの故障だそうです。
私の場合は、モーター部分が故障してしまったのかもしれませんね。
こうなる前に予兆はあったんです。
何度か止まったり、不調だったりと・・・。
そのときに対処をしていれば、あるいは機械内部の掃除だけで大丈夫だったのかもしれません。
ちょっと後悔します。
このあとどうするか
新製品を買うか?
ダイソンから電話でお安くしますよ・・・とのオファーが!
しかしやはり結構なお値段で・・・。
ネットを見ると、安い似たようなものがアマゾンで大量に売られています(多分にコピー商品っぽい)。
中国製ですね。プレビューを見ているとそう悪くもなさそうですが、これは要注意:中国でプレビューを大量に投稿しているという噂あり。
この中国製は激安ですね。何しろダイソンと全く同じような形をした新品のサイクロン型コードレスクリーナーが1万円そこそこで売られているんですから。
ダイソン一つで中華製の新品が5個ぐらい買えそうです。
正直ちょっと食指が動きます。
V6は皆同じ
ところが、あることを発見。
それは我が家の V6 にはいろいろシリーズがあってたくさんの製品があるんですが、V6 である限りメイン部分は皆同じで、ノズル等の付属品に違いがあるだけらしいということ(にゃんと・・・!)。
これは他のシリーズも同じかもしれませんね。
私は、シリーズでパワーとかいろいろ違いがあるのだと思っていましたが、どうもそうではないらしいんですね。
早速、楽天で V6 シリーズの最安の「TOP DOG」というものを発見。
これはダイソン限定らしいですがなぜか売られています。
値段は18900円程度(送料込み)です。
もっと安いのもありますがポストフィルターが付いていないタイプです。
こっちの方はポストフィルター付きです。
ポストフィルターというものは吸引後の排気のためのフィルターです。
ダイソンによれば空気清浄機並の性能だとか・・。
なのでこれがついている方にしました。
ところで、ダイソンに送ってもらった部品「アセンブリ」は16200円もしたんですが・・・・(返却しましたが)。
これなら楽天で「TOP DOG」をポイント割引で購入すれば、あまり変わらない値段では?
しかも、TOP DOGを買った場合、今持っているダイソンのノズル等のアクセサリがそのまま使える。
そして、今のダイソンのメイン部分に接続すればひょっとしてどこが悪いのかも特定できるかも・・・。
かくして、私はこのダイソン dyson V6 TOP DOG を買うことに決めたのでした。
ダイソンの修理部品も安く手に入る
そうこうしていると、なんと V6 用のメイン部分のアセンブリも安く売っているではありませんか!!
しかもコピー製品ではなくダイソン純正品が5000~7000円ほど!
これはもはやダイソンサービスセンターから16200円出して買う意味がないのでは・・・・?(注:ダイソンは返品保証付きです。治らなかった場合は返金してくれます)
アセンブリ:こっちはポストフィルターなしのタイプ
こっちはポストフィルターありのタイプです。
お持ちのダイソンに合う方を選んでください。
最後でダイソンとタイプミスして「出し損」となりました・・・。これはなにかの暗示か?
その後の経過報告はまた後日に
追記 V6復活しました!
なんとただのバッテリーエラーだったことが判明!
こちらの記事をご覧ください。