ZESP2 新規が11月末で終了した模様です。
いよいよZESP3の新規申し込みが開始されるようです。
税込価格で再計算しました(2019/12/2)
費用を比較してみた
私はZESP2を11月末で退会し、再入会することにしました。
ディーラーの説明によると、これによりあと5年間は月額 2千2百円の ZESP2 を利用できるということです。
新プランでは
こちらも参考に —> 悲報!日産リーフ 充電料金体系見直し ZESP2終了 ZESP3へ!大幅値上げの模様 電気自動車普及減速か
ガソリン車とZESP2の費用比較
ここではガソリン車とリーフZESP2の5年間でのランニングコストについて考えます。
我が家では自動車を月に少なくとも 800 km 乗ります。もちろんもっと多い月も。
以前乗っていたガソリン車の燃費は街乗りハイオクでリッター 7 ~ 8 km でした。
したがって、月々のガソリンが最低でも 100 L 程度必要になります。
ガソリン代はハイオク 150 円 / L (2019/11:158円程度)とすると、$100 \times 150 =15000$ 円位になります。
もっと乗る月ももちろんありますから、年20万円~30万円程度のガソリン代が必要だったと思われます。(年間10000~15000kmくらいかな? オイル代も結構馬鹿になりません)
ZESP2 は年間税込み 26400円でOKです。(オイル交換は不要です)
我が家ではマンション住まいなので自宅でリーフを充電することはなく、すべて外での充電で済ませています。
ということはガソリン代年間20万円で計算すると5年間で、$200000 \times 5-2200 \times 12 \times 5=868000 $、つまり90万円近く浮いたことになります。
ガソリン代を年間30万円必要とすると$ 300000 \times 5-2200 \times 12 \times 5 = 1368000 $ で、140万円近く浮くことになります。
リッター 8 km のガソリン車に乗るのとリーフZESP2を利用するのとでは、5年間で90万円から140万円の差が出ることになったんですね。ちょっと驚きです。
次に、ZESP3とガソリン・ZESP2の費用比較をしてみましょう。
リーフの年式やバッテリーの状態にもよるでしょうから、これはあくまでも我が家の例です。
ZESP3 の費用
ZESP3の費用について考えます。
我が家のリーフは古く、バッテリーもセグが3つ欠けています( ; ; )。
実感として、急速充電で 80 km/30分 程度の充電量です。
となると、800 km 走るためには少なくとも30分充電を10回(300分)する必要があります。
月 800 km は最小距離になりますから現実的には ZESP3 では「急速充電 40 回」のプラン(400分)を選択することになるでしょう(10 分充電を月 40 回のプラン)。
これだと 10000円/月(税込み11000円)。3 年定期契約を結べば 8500円/月(税込み:9350円) になります(ただし途中解約するには 12000円必要:税別)。
このプランで走行距離は多分かつかつの予想です。
この場合、 5 年間での充電のための総予算は3 年契約を結ぶとして $8500\times 12\times 5=51$ 万円、税込価格 56万5千円となります。
ZESP3とガソリン車の費用比較
ZESP3とガソリン車の費用比較をしてみます。
5年間ガソリン車に乗り続けた場合とリーフ ZESP3 で 5 年間過ごした場合です。
先程の計算では我が家の年間のガソリン代は 20万円~30万円でしたので、
5年間でのガソリン代は、100万円~150万円必要です。
ZESP3は5年間で56.5万円と試算しましたから、
$1000000-565000=435000$ 、ZESP3が5年で約 43.5万円お得
$1500000-565000=935000$ 、ZESP3が5年で約 93.5万円お得
計算してみてわかったのですが以前乗っていた車の燃費が悪かったため、我が家ではこのプランでも十分、ガソリンよりも安くなります。
ただ、ガソリン車の燃費を $8 km/L$ としていますので、他の燃費の良い車ではかなり結果は違ってきます。
たとえば、 燃費 $16 km/L$ 程度だとすると、年間のガソリン代は10万円~15万円。
5年間では、50万円~75万円になります。
ZESP3は5年間で56.5万円は変わりませんから、
$500000-565000=-65000$ 、ZESP3が5年で約 6.5万円のマイナス
$750000-565000=185000$ 、ZESP3が5年で約 18.5万円お得
ただし「車格」や購入費用も考慮に入れる必要がありますね。
リーフの内装・外装はどう見ても大衆車です。
しかし、リーフの新車は値段が高く、高級車並みです。(新車で 300~400万円)
そこまで考えると購入費用と車格まで考えた総費用は燃費の良い小型車の勝ちですね。
しかし・・・
中古車は車種によりますが、旧モデルは現在かなりお安くなっています。
したがって、そういったモデルを買えばランニングコストをふくめた総コストをかなり抑えることも可能です。
https://yaguchiblog.com/zesp2-zesp3-used/
ZESP2とZESP3の費用比較
次に、
リーフに乗り続けるとしてプランがZESP2とZESP3の場合について考えましょう。
まるまる5年間でのZESP2とZESP3 の金額差を考えてみます。ZESP3:税込み 9350円/月
月々 $9350-2200$ 円の差額と考えると 5年間で、
$ZESP3-ZESP2=(9350-2200)\times 12\times 5=429000$ となります。
その差約 43 万円。
普通はZESP2は残りの有効期間があるでしょう。我が家のリーフもZESP2 は残り 2 年少し有効でした。
ZESP2の残り期間が 2年だったします。
「ZESP2を退会ー再入会せずにそのまま乗り続けて3年目からZESP3プランへ変更してさらに 3 年乗る場合」と、「ZESP2をこの11月(2019年)で解約して再入会して 5 年有効とした場合」
とでは、月々 $9350-2200$ 円の差額が3年分発生するので、
$ZESP3-ZESP2=(9350-2200)\times 12\times 3=257400$ 、差額は 5年でだいたい 26万円となります。
ZESP2の有効期間の残りが 1年だったとすると、上と同様に月々 $93500-2200$ 円の差額が 4 年分発生します。したがって、
$ZESP3-ZESP2=(9350-2200)\times 12\times 4=343200$ 、5年でだいたい 34万円となります。
やはり結構な差額が発生するのですね。
でも5年間での差額ですからそこまで大きいとは言えないかもしれません。
ZESP2退会の場合、12月1日からの充電はどうなる?
ところで、ZESP2を一旦退会し、再入会した人は12月はじめからZESP2が認証されず充電できない可能性があります。
ということでしたが、2019年12月1日はカードが認証され、充電可能でした(日産ディーラーでの充電)。
日産ディーラーで聞いたところしばらくは使用できるのではないか?との観測でしたが、ディーラーでも現在(2019年11月)のところ詳細は不明で確定的なことは言えないそうです。
ディーラーの方からは、ZESP2 をいったん退会しても新カード到着までのあいだ「充電していただいて結構です」との返事をいただきました(このあたりは各ディーラーで対応が違うかもしれませんので要確認です)。
しかし、すでに ZESP2 の退会処理をしているのでいつ充電ができなくなっても文句は言えないところです。
ディーラーによると、ZESP2 再入会は12月3日から15日の間に行うという計画らしいですが、新カードが郵送されるまで最大2か月かかるとのことです。
つまり、最大2か月 ZESP2 で充電できない可能性があるということです。