カスピ海ヨーグルトを作る
ヨーグルトって作るのは実は、そんなに難しくないんですよね。
とくに、カスピ海ヨーグルトはかなり簡単に作れます。
必要なのはパックの牛乳と種菌ヨーグルトだけ。
瓶の容器やヨーグルトメーカーも不要です。
ヨーグルトメーカー
ヨーグルトメーカーを使って、ヨーグルトを作る記事はこちら
このヨーグルトメーカーでは主に R-1 とかガセリ菌ヨーグルトを作っていました。
これらの菌は適温が42~43度程度とわりに高いので、安定して作るためにはメーカーが必要です。
今回ご紹介するのはカスピ海ヨーグルトです。
このヨーグルトは一時期ブームになったことを覚えておいででしょうか?
比較的粘り気の強いヨーグルトです。
カスピ海ヨーグルト
さて、カスピ海ヨーグルトを作るためにはどうすればよいでしょうか?
実はとっても簡単なのです。
冬場を除いては、ヨーグルトメーカーも必要ありません。
というのも、適温が27度前後とかなり低めだからです。
なので、9月現在、カスピ海ヨーグルトを作るためには特別な機器は必要なく、そこらに放っておくだけです。温度が正確に27度前後とならなくても、できないということはありませんでした。
しかも、以下紹介するやり方は容器さえも不必要です。
牛乳パックで作ろう
明治のおいしい牛乳のパックを買ってきます。
この牛乳は他の多くのものと違って、パックにねじ式のふたがついているのです。
このパック自体をそのまま容器にすれば、面倒な消毒などの作業から解放されます。
しかも、雑菌の入る余地がほとんどないので、失敗を防げます。
おススメです。
牛乳は、ほかのメーカーのでも構いませんが、できればねじ式のふたのあるものを買ってください。
さて、種菌が必要ですから、「カスピ海ヨーグルト」と書いてあるヨーグルトを買います。
種菌として売っているものもみましたが、けっこう高価でした。
普通のヨーグルトは 500g ほど入って数百円ですが、こちらで十分だと思います。
作り方
- 買ってきたばかりの「明治のおいしい牛乳」のふたを開けて、口いっぱいになるまで種菌のカスピ海ヨーグルトを入れます。
スプーンを使うなら、スプーンを殺菌しておいた方がよいでしょう。 - ふたをしっかりと閉めます。
- 適温で、8時間~12時間程度待ちます。
温度が24~29度くらいのところが好ましいのですが、それほど神経質になる必要はありませんが、真冬や真夏は考慮が必要かもしれません。 - おしまい
夜に仕掛けておけば、朝にはヨーグルトができているはずです。
なんだか、拍子抜けするほど簡単で、失敗もいまのところ 0 です。
注意点としては、雑菌の繁殖を避けるため、封を開けていない牛乳を用意してください。
また、種菌のヨーグルトも古いものは避けましょう。
新しくできたヨーグルトを種菌にすると、無限にヨーグルトを増殖できます。
しかし、何度も培養しているうちに他の菌や雑菌が繁殖する可能性が高まるので、定期的に新しい種菌となるカスピ海ヨーグルトを買ってきて使いましょう。
ヨーグルトメーカーを使えば、他の菌種のものも作れます。
要は、培養温度を合わせればいいだけですので、難しくありません。
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