iPad用のキーボード・トラックパッド付きカバー レビュー

1.5
スポンサーリンク

iPadで入力するときはどうしていますか?
私は、スクリーンキーボードを使っていますが、これは非常に使いづらいですね。

スポンサーリンク

キーボード・パッド付きiPadカバー

そもそも、iPadはテキスト入力をするというよりもタッチスクリーンを指先で操作するものだと思います。
なので、長文の入力などに使うにはかなりストレスがかかります。

ただ旅行などに持ち歩くには軽量のiPadがいいので、できればキーボードを買って入力に使おうと思いました。

調べているうちに、iPadOS 13 以上だとマウスが使えるため、外部のトラックパッドも使えることがわかったのです。

そうなると、まるでMacの様な使い方ができるのでは?と思い、トラックパッド付きキーボードを探すことにしました。

そして持ち運ぶためについでにカバーについていればなお良いのでは?と考えたのです。
そして見つけたのがこんな製品です。

図はキーボードのアップです。

この上の部分にiPadをはめ込みます。
はめ込み自体は完璧でした。

キーボードは着脱式で取り外して使うことができます。
iPad本体とキーボードはBluetooth接続ですので多少離れたところからも操作できます。

このちょっと離れたところからも操作できる、のも魅力でした。
例えば新幹線の車内で入力したいとき、本体を窓のところにおいてテーブルにキーボードをおいて使えますよね。これが一体型だと、置ける場所が限られることもあるのではないでしょうか。

電源は充電式ですが、これがマイクロUSBですのでできれば lightning のほうが良かったですね。
しかし、電池は結構持つようですのでそれほど気にならないかもしれません。

どうです?ここまでは完璧では無いでしょうか?

実際に使ってみた

では、実際に使ってみたインプレッションです。

iPadOSは13にすでにバージョンアップしてあります。
Bluetooth接続をします。

パッドを使うにはiPadOSで設定を変える必要があります。
「設定」からアクセシビリティ→タッチ→AssistiveTouch→デバイスと開きます。
マウスをペアリングモードにしてBluetoothデバイスをタップするとペアリングできます。

ペアリング完了後、AssistiveTouchをオンにすると画面上にマウスポインタが現れます。
ホイールボタンも機能し、画面のスクロールもできます。
右クリックでメニュー。ホームボタンなどの機能を呼び出せます。

パッドの使い心地

さてパッドを使います。う~~ん 思ったように動いてくれません。
これはちょっと期待はずれかも。

カーソルは動くのですが、iPadのタッチスクリーンの動きが素晴らしすぎるのでしょう。
それに慣れてしまっているので、なにやらもたついた感じでストレスが溜まります。

キーボードは?

私は普段使いにはWindowsのPCを使っています。
そして使うのはキータッチに定評のある ThinkPad 一択です。

そして、それと比べると、このキーボードはストレスの塊になってしまいます。

まず小さい。これは仕方のないことかもしれませんが。
それと打ち味がペチペチとやはりこころもとない。
まあ、安価な携帯用キーボードと ThinkPad を比較するのが間違いだとは思いますが。

総合

総合的に見て、こういったパッド・キーボード付きiPadカバーは「いらない」という判断になり返品しました。
まず、パッドの動きがかなり悪く使い物にならないと感じました。
これはこの商品だけかもしれませんが、結構致命的です。

これならキーボードにパッドがないほうが良いと思います。
なぜなら、ちょっと手を伸ばせばすぐにiPadのスクリーンに手が届くからです。
iPadのタッチスクリーンの出来が素晴らしいのでパッドを使う気にはなれませんでした。

キーボード付きのiPadカバーも「いらない」という判断です。
旅行等でキーボードが必要なときは、そうそうありません。
それに、もし家でiPadにキーボードで入力をしたいと思ったら(でもまずPCを使おうとしませんか?)、なにもそれがカバーに付いている必要もないのですよね。

その場合でも、机の引き出しからiPad用のBluetoothキーボードを引っ張り出してくれば済みます。
カバーにキーボードが付いているとまず重い!、それと邪魔くさい!のだということに使ってみてはじめて気が付きました。

寝っ転がってiPadを見るときにカバーに重いキーボードが付いている必要はまったくないのです!
まず邪魔なだけです。私はすぐにキーボードを外してしまいました。

ところがいらないものを外しても、キーボードを収納するためにカバー自体が重く厚いのでやはり邪魔くさいのでした・・・。

まあ、キーボードにこだわらず旅先でもテキストを打ちたい!という人にはある程度使えるのかもしれませんが、私の場合は iPadのカバーは軽量かつシンプルが一番!だというのが結論です。

では旅先でiPadを使用してテキストを打つときはどうするか?
携帯用のちょっと高価なBluetoothキーボードを買えば良い!という結論に達しました。
これなら普段は机の引き出しにでも放り込んでおけば良く、使いたいときに出せば済むことです。

ちょっと大きくても、打ち味や打ち易さを求めるなら我慢できるかな?

ブルートゥースキーボード 308i ワイヤレスキーボード コンパクトキーボード 軽量 Bluetoothキーボード タイプライター (グレー)
iPhone iPad にも対応 LOGICOOL K780 マルチデバイス Bluetooth キーボード # K780 ロジクール (キーボード)

コメント