新型コロナウイルス感染記 2023

スポンサーリンク
スポンサーリンク

新型コロナウイルス感染記 2023

家族が職場からコロナウイルスをもらってきて5日、ついに…私もコロナに感染するときがやってきました。

比較的軽症だったようですが、既往症(喘息気味)のため、保健所からサポートがありました。

家族がコロナに感染

家人の職場がデパートなので、不特定多数の人がやってきます。

ある日、家人から寒気がするとのLINE連絡が…。
家人が職場から帰宅して「寒い寒い」というので、その日は暖かくして寝かせましたが、翌日の熱が38.5℃。

これはひょっとしてコロナでは?と思ったので、発熱外来にて受診したところ見事にコロナ陽性が判明したのでした。

コロナは今まで他人事のように思っていたけど、身近なところまでやってきたのを実感。

濃厚接触5日後に発熱!

さて、今まで何年も発熱したことがない私です。

子供のころ、姉がおたふくかぜにかかってエライことになっていても、狭い家にも関わらず感染しませんでした。

こりゃ、きっと免疫力が人一倍あるのかな?なんて思っていましたが、今回は、コロナの潜伏期間の5日を過ぎるころにてきめんに発熱症状が現れました。

朝だるーい。体温計は38.5℃を示しているため、ついに来たかと思い、発熱外来へ。

医院からは車内で待て、院内へ入るな。とのことでしたので、車内で待っていると、防護服に身を固めた医者がやってきて、私の鼻の穴に綿棒みたいなものを突っ込んでいきました。

しばらくして、簡易検査でばっちり陽性が確認され、私の免疫力信仰はあえなく散ったのでした。

陽性の検査キットの写真撮る?と医者さまがおっしゃるので写真を撮りましたが、残念ながらピンボケ。

 

既往症として喘息の気がある…と伝えると、新薬(ラブゲリオ)を試しますか?とのお言葉。

「え?新薬ですか?」(素人の私に判断させるんかーい)

「ラブゲリオは緊急承認はされていますが、治験がまだ十分ではありません。」

「副作用の可能性もあります。」「同意書にご署名をお願いします。」
同意書にある催奇性…などの文言が不安を呼びます。

さて、どうしたものか…と思案しましたが、そこは新し物好きな私のことなので、

「はい!お願いします。」と返事してしまったのでした。

あと、血中酸素飽和度を測定するセンサーを貸与いただきました。

診察費を支払って、処方箋をいただきます。(診察費はコロナ部分は無料ですが、初診料などが必要だったと思います。)

さて、薬は近所の薬局でもらうのですが、このときも車内待機で薬剤師さんが車まで持ってきてくれます。

お金を払おうとすると、公費で出るので無料です、とのこと。ありがたいですね。

帰ったら保健所から連絡あり。今日から毎日電話するので症状を教えてください、とのことです。

悪化した場合はすぐに保健所に連絡してください、入院などの措置を取りますから。と言われてちょっぴり不安になる私でした。

 

家へ帰って貸してもらった酸素飽和度センサーを使って測定して見ると、酸素飽和度 96%程度です。ただ、測るたびに大きく変わったりします。(95%以上が望ましいらしい)

ひどいときは92%(これはちょっとやばいかも)とか出るんですが、測り直すと96%になったり。

「うーん。これはどれを信用するべきか?」と迷いました。

それと、安静にしているにもかかわらず脈拍がかなり速く、120なんていう数字が出ます。
普段は65くらいなので、120という数値がセンサーに表示されているのを見ても、最初は何を示している数値かわかりませんでした。

ちょっとしてから、ん?脈拍?と思ったときはかなりびっくりしたのですが、これはコロナの症状なのでしょう。
ただ、脈拍が速いという自覚はありません。

安静時脈拍120越えなんてやばいのと違うのか??とますます不安が募ります。

闘病記

さて、新薬を早速飲みます。

その時はまだ、コロナも最近は弱毒化しているからきっと大したことないだろう…なんてタカをくくっていました。

しばらく時間がたつと、気持ちわるーい。なんだかクラクラしてきます。

ちょっとでも動くと気分が悪くなり、吐き気が襲ってくるのでひたすら寝て過ごすことにします。

しかし、洗濯物を取り込む必要があったので、仕方なく動きますが、わずか数メートルの距離を歩くのがつらい。吐きそうになりながらなんとか洗濯物を取り込んでまた寝ます。

今まで、風邪などで寝込んだ時も、このように気持ち悪くなって吐き気がすることはなかったので、コロナ特有の症状でしょうか?あるいは、新薬の副作用かもしれません。今となってはどっちかわかりません。(次の日から吐き気はおさまりました。薬は毎日飲んでいます。)

コロナはとにかく休養して過ごすのがスタンダードのようです。

まあ、軽症者は対症療法で回復を待つ感じですね。

その日、私は熱が上がりそうだったので、解熱剤を飲んでひたすら寝て過ごして回復を待ちます。

その夜は、のどが痛く食欲もないため、買ってきてもらったウイダーゼリーを飲んで寝ることにしました。

回復期

次の日、朝からだるーい。昨日よりは熱は下がりましたが、まだ微熱があります。
「気持ち悪い」や「吐き気」はおさまってきました。

他の症状としては、私の場合は喉がかなり痛くて、声がかれてしまいました。

保健所から電話があり、熱が下がった旨伝えると「では連絡はここまでです。悪化したらすぐに保健所に連絡してください。」とのことで保健所の管理を離れました。(え?もういいの?と思ってしばし不安になりましたケド。)

発症後2日目の夜に、なんとなく「あ、これから回復するな…」と感じたのですが、その後しばらくは不快な症状(だるい・微熱・のどの痛み)が続きました。

体力が戻ってくるように感じるまで、最初の日から3日ほどかかったように思います。

自宅での自主隔離期間が過ぎた後も、人にうつすのが嫌だったので、2日ほどはなるべく外出しないようにしていました。

現在の後遺症

コロナの症状でつらかったのは吐き気とのどの痛みです。

闘病中はのどがかなり痛いのがしばらく続きました。

今現在(隔離終了後2週間程度経過)も、のどにやや違和感があります。

のどの調子はなかなか戻らないけど、恐れていた他の後遺症、味覚や聴覚などの異常はないので、まあよかったです。

 

コロナは甘く見てはいけません。重症化すれば大変なことになるのでは…との恐怖が寝ていて常に頭にありました。特に既往症のある方は要注意です。

皆さんもお気を付けください。

コメント