エアコン分解掃除の巻

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エアコン分解掃除の巻

夏も近づき、エアコンの出番です。
我が家は日立製のしろくまくんです。

今回は分解掃除記録です。

エアコンがカビ・ホコリ臭い

久しぶりにエアコンのスイッチを入れると、カビ・ホコリ臭くてくしゃみを連発・のどイガイガ・・・なんてことはありませんか?

我が家でも、6月にエアコンの試運転をしたところ、てきめんにのどがイガイガしました。
ぶわーっとカビやホコリが舞い飛ぶのが見えるかのようでしたね。

なぜこんなにカビやホコリが?

それは昨年の夏にエアコンを使った際に、エアコン内に水滴が付着し、その部分にカビが生え、繁殖したということです。これはフィルターを掃除したくらいでは退治できません。

一度も掃除していないエアコン内は黒かびだらけということもあります。おえっ!!


mbp-japan.com/hyogo/clean-hunter/column/5060371/

こんなのを吸っていて健康にいいはずありません。
掃除が必要です。

市販のエアコンクリーナーはどうか

エアコンの仕組みを見ると電気部品以外のメカニカルの部分はけっこう単純で、ちょっとした掃除くらいではそうそう壊れるような気がしません。

しかし、私は以前にエアコンをクリーニングしようとして市販の「エアコンクリーナー」を使用してエアコンを壊してしまったことがあります。

このときのクリーナーは、泡を吹きつけるタイプでしたが、多分掃除のときに私の電気部品に対する養生が足りず電子部を壊したのではないかと思います。

ただし、フィンにクリーナーを吹きかけて流すだけでは根本的な解決には程遠いといえるでしょう。

安さを売りにしているエアコンの清掃業者の中にはフィンだけを掃除して終わり・・・なんてのもあるようですが、エアコンのカビはエアコン内部から風をおくるシロッコファンや、カバーの内側、ドレンにどっさりと繁殖しています。

なので、フィンに吹きかけるエアコンクリーナーだけを使ったところで長年「養ってきた」カビを除去するのは難しくなります。

分解掃除が必要です。

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分解してみよう

エアコンは分解して洗ったほうが断然、効率的に作業できます。
ドライバー一本で分解できるのでやってみましょう。

この分解清掃を業者に頼むと、掃除の程度によりますが、8000円~30000円程度必要です。

高いので自分でやることにします。

どうせならファンを取り出して風呂場で徹底的に洗いましょう。

高温スチームクリーナーを使ってみる

今回はアルミフィンの清掃には、市販のクリーナーを使わず、自宅で以前から保有している高温スチームクリーナーを使ってみることにします。

高温スチームクリーナーは、一時期かなりはやったのですが、高温高圧にした水を吹きだす、というものです。

CMを見ていると油汚れが嘘のように落ちていますが、そんなに劇的に汚れが落ちるか?? といわれればそんなに期待できないというのが使っての正直な感想です。悪くはありませんが、まあ、それなりです。

しかし、この高温スチームクリーナーはエアコンのアルミフィンの部分の洗浄にはけっこう向いているように思います。

我が家はケルヒャーです。

 

そういえば、むかーし、訪問販売で同じような高温スチームクリーナーを売りに来た他メーカーがありましたが、たしか30万円を超えてました。
完全にボッタクリですね。他のメーカーがまだ商品を出していないころの話です。

もちろん断りましたが、けっこう売れていたみたいです。

 

分解掃除手順

YouTubeで手順が詳しく解説されているので参考にしてください。

  • カバーをはずす
    ねじとつめで止まっています。はずすのに少しコツがいりました。(プラスティックを割らないように慎重に)
  • シロッコファンをはずす
    ファンの軸受けをはずし、アルミフィン部を持ち上げて、シロッコファンを横に引き出します。

    写真は取り出した後です。中をのぞくとカビが繁殖しています。
  • 取り外した部品(カバー、フィルター、シロッコファンなど)を、風呂場で塩素系の洗剤に漬け込んでカビを除去(金属は入れない)
    うちの場合、特にシロッコファンのカビや汚れはひどかった! 歯ブラシでごしごししました。

アルミは両性金属(Al Zn Sn Pb)です。

酸やアルカリと反応しますので注意が必要です。

 

高温スチームクリーナーは水だけを使うので、

そういう意味でもフィンの掃除には安心です。

  • エアコン内部にもスチームクリーナーを当てて掃除。
  • エアコン内部に手を突っ込んで吹き掃除。

このYouTubeがとても参考になりました。
メーカーにより多少手順が違うでしょうが、基本は同じです。

 

今回分解掃除してカビくささやホコリくささはほぼなくなりました。
所要時間約2時間ほどです。

なれればもっと速くできるでしょう。

皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ただし、壊れることも十分考えられますので自己責任でお願いします。

個人的には、業者に三万円も出して古いエアコンを掃除してもらうくらいなら、自分でやってみて壊れたら新品買う・・・ほうがいいように思いますが・・・。(ただし、家庭用の小さいエアコンの場合です)

カビを生やさないようにするには

せっかくきれいに掃除したのですから、これ以降カビを生やさないようにするには

エアコンを使ったあと、送風 OR 暖房 にして内部を徹底的に乾かす!・・・ これに尽きると思います。
最近のものにはそのような機能がついているものもあるようです。

また、自動お掃除機能つきのエアコンもあるのですが、私の感想を言えば、エアコンは分解しやすいシンプルなものが良い ・・・・ と思います。

メーカーへ要望

メーカーさんに言いたいのですが、家庭用エアコンが、なぜこんなに作業性の悪いつくりなのでしょうか。

少し使えばエアコンの中がカビだらけになる・・・なんてことは容易に想像できるはずですが。

ワンタッチでパカッとカバーがはずせて、すぐにファンを取り出せたり、アルミフィンの部分ががばっとあいて中を掃除しやすくする・・・なんてことはカンタンにできるように思うんですけどねえ。

どっかのメーカーで作ってくれないかな・・・・もしあれば、次は絶対に買います!

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