テスラモデル3 航続距離や価格について

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JillWellington / Pixabay

テスラ社がモデル3のデリバリーを日本でも開始しましたね。
モデル3の予約を入れた人はそろそろ納車が始まるのでしょうか。

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モデル3のスペック

いまさらですがモデル3のスペックです。乗車定員5名

モデル スタンダードレンジ
プラス
デュアルモーター
ロングレンジ
ディアルモーター
ロングレンジ
パフォーマンス
航続距離 EPA 約 390Km 約 500Km 約 500Km
駆動方式 後輪駆動 4輪駆動 4輪駆動
0-100 5.6 秒 4.7 秒 3.4 秒
価格 5110000円 6552000円 7173000円

スタンダードでもこれだけの性能があれば十分でしょう。並のスポーツカーなど真っ青です。

EPAとJC08

ここでの航続距離はより現実的な値として EPA にて推定しています。
EPA とはアメリカの環境保護庁による電費計算方法です。
日本で採用されている JC08 モードは実際に走れる距離とはかなりの乖離がありますが、EPA は実際に走行可能な距離により近いとされています。

換算方法は、大体  $JC08\times 0.75=EPA$ とされています。
つまり、このテスラのEPA表示で 500 Km とされている場合は、JC08 モードでは $500\div 0.75= 667 Km$ 程度となります。
ちなみに日産リーフの JC08 での航続距離 570 Km は EPA 表示では 428 Km 程度となります。

EPA 表示はかなり現実的な数値だと考えられます。
日本でも500Kmの航続距離があれば高速道路での移動などでも、まず困らないでしょう。

充電事情

初期型のテスラはスーパーチャージャーでの充電が永久無料!だったのですが、やや高くなりました。以下の記事も参照してください。

テスラモデルSの中古車が狙いめ 充電永久無料!追記あり
テスラが次々と新モデルを発表しています。 たとえばこれ

充電事情ですが、テスラのスーパーチャージャーはまだ日本には少なくChademo の利用も多くなるでしょう(特に地方在住者)。

テスラ独自のチャージングカードは月額が 5000 円ほどしますので結構高価ですね。

都度料金として、NCS充電器を利用する場合は 16.5円/分。
テスラ車のチャージャー利用の場合は出力により、43.2円/分(61KW 以上)、21.6円(60KW 以下)と変化します。このあたりのテスラの考え方は合理的ですね。

しかしテスラのスーパーチャージャーの場合は充電能力が高い(120KW)のでChademo(~50 KW)とは単純な比較はできません。

また、現在でもモデルSとモデルXについてはカード契約をしなくても スーパーチャージャーでの充電が1年間に 400KWhまで無料になっています。

テスラの電費を 5 Km/KWh とすると400 KWh では 2000 Km 程度は無料で走れるということでしょうか。これは月額約 5000 円のカードを契約しなくても良いので主に自宅充電が使える人には非常にありがたい話です。

モデル3は残念ながら無料分はなさそうです。

地方在住者のテスラ車の修理

モデル3が納車されていろいろなインプレッションも出つつありますが、おおむね好評ですね。
サイズも日本で取り回しがしやすい大きさで内装についても以前のモデルよりも改善されている模様です。

ちょっと昔、日本の某ディーラーにテスラモデル3について聞いたことがあります。

すると、「故障などのアフターサービスが日本メーカーはきめ細かく、サービス工場も近くにたくさんありますから・・・」などと答えられていました。

しかし、リーフを乗っていて思うことですがガソリン車に比べて EV は圧倒的に壊れないんです。
機械的な部分が少ないのが一番の要因ですね。

私はリーフ乗って6年近くになりますが、ただの一度も壊れたことがありません。
しかもオイル交換などは不要ですから、点検や車検を除けばサービス工場へ行くこともありませんでした。

しかも交換部品は、ワイパーゴムとブレーキオイル、エアコンフィルターくらいなものだったんです。

テスラも同様だと考えられますから、サービス工場が近場になくてもさして困らないでしょう。

ちなみにその昔、ガソリン車で「ユーザー車検」をしていたことがあるのですが、電気自動車については未経験です。

しかし、壊れないから電気自動車は車検も案外簡単にとおるんじゃないでしょうか ?・・・ライトの光軸調整とかブレーキオイル交換程度で済みそう・・・。
電気自動車特有の点検箇所ってあるんでしょうか?バッテリー関係であるかもしれません。ご存じの方見えましたら教えて下さい。

今度電気自動車のユーザー車検にチャレンジしてみます。
またレポートいたします。

自動ブレーキの義務化も始まりますし、自動運転も現実になりつつあります。
ちょこっとぶつけたり・・・ということも少なくなりそうです。
これからは民間の修理工場は仕事が激減するのでしょうね。

交通事故のなくなる日ももうじき来るんでしょう。

これからの5年から10年でコンピューターも劇的に進化するでしょう、それに伴い自動車業界も激動の時代になると思われます。

非常に楽しみです。

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