テスラの新型EV サイバートラックが斬新すぎる

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テスラのサイバートラックをご覧になりましたか?
なんだこれは?!というような車ですが、皮肉なことにこのトラックが有名になったのは発表会におけるイーロン・マスクのパフォーマンスの失敗にあります。

ボディーが強固でハンマーで叩いても大丈夫・・・までは良かったのですが、割れないガラスをアピールするため鉄球を窓ガラスに投げたところ、割れないはずなのにヒビが・・・!


2019年 ロイター/Tesla

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CyberTruck

https://www.tesla.com/ja_jp/cybertruck

発表会におけるイーロン・マスクのパフォーマンスの失敗が全世界に報道されてテスラ株は一時6%超下落しました。
しかし、発表会での失敗が宣伝効果を産んだのでしょうか(ひょっとしてワザと?)

一部の自動車専門家の酷評(こんなデザインは売れない・・・やっちまった感満載・・・など)をものともせず、サイバートラックの予約注文が殺到した模様です。予約 20 万台を超えたらしい(2019/12/1)

生産開始は早くて2021年です。


https://www.tesla.com/ja_jp/cybertruck

とにかく角ばっていますね。
これはイーロン・マスクの好みもあるようですが、素材が硬すぎて工程が難しいというのも一因だと言われています。

スペック

かんたんなスペックです。
定員5人+1(補助椅子)のようです。
100立方フィート≒2830リッター程度のロックつきストレージ設置が可能です。

シングルモーター 後輪駆動

39,900ドル(約430万円)

デュアルモーターAWD

49,900ドル(約540万円)

トライモーターAWD

69,900ドル(760万円

0-60MPH 加速6.5秒以下 0-60MPH 加速4.5秒以下 0-60MPH 加速2.9秒以下
航続距離250マイル以上(EPA 推定) 航続距離300マイル以上(EPA 推定) 航続距離500マイル以上(EPA 推定)

https://www.tesla.com/ja_jp/cybertruck

メートルに直してみます。

シングルモーター 後輪駆動

39,900ドル(約430万円)

デュアルモーターAWD

49,900ドル(約540万円)

トライモーターAWD

69,900ドル(760万円

0-96.5 Km/h 加速6.5秒以下 0-96.5 Km/h 加速4.5秒以下 0-96.5 Km/h 加速2.9秒以下
航続距離402 Km以上(EPA 推定) 航続距離482 Km以上(EPA 推定) 航続距離804 Km以上(EPA 推定)

とんでもない数値です。まさにモンスタートラックですね。
トラックにこれだけのスペックを誰が予想したでしょうか?
特にトライモーターはほぼスーパーカー並みの数値です。

さらに、航続距離に関しても素晴らしい数値です。

EPAとJC08

ここでいうEPAとはなにか簡単にご説明します。

EPAとは、アメリカ合衆国環境保護庁 – U.S. Environmental Protection Agencyの略です。
EPAによる電費計算方法がEPA電費となります。
これは一般ドライバーが実際に走行可能な距離に近いとされています。

日本の基準である JC08 モードでは新型リーフ62KWhバッテリーの場合次のように示されています。

新型リーフ62KWhバッテリー車の航続距離
570km (JC08モード)

これはEPAモードにするとどれくらいなのでしょうか?
大体  $JC08\times 0.75=EPA$
とされていますので、上記の新型日産リーフ 62 KWh の EPA では
$570\times0.75=427.5 Km$
くらいと言うことになります。

ちなみにJC08で公称 228 km の旧型リーフの航続距離は
$228\times0.75= 171Km$
となり、そんなもんかな?と納得します。

つまりテスラの表記はほぼそのまま信用しても良さそうだということになりますね。

これって値段もそこまで高くない!シングルモーター 後輪駆動で 39,900ドル(約430万円)ですね。
オプションを付ければまた変わってくるでしょうが、日産リーフの新型がやはり400万円前後することを考えるとこっちのほうがお得では?と思えてしまいます。(参考 完全自動運転対応機能 +¥753,000)

また、今までの ZESP2 終了により、各社 EV のランニングコストあまり変わらなくなるのでは?と予想されますから、サイバートラックのように個性的で頑丈な車が余計魅力的に見えます。

さらにテスラのHPには電動バギーや牽引トレーラー、キャンピングセットなどこれからアナウンスされるであろう魅力的なオプションを見ることができます。

このサイバートラックは好みの分かれそうなデザインですが、最大6人乗れてストレージも大きい、頑丈、完全自動運転可能なんですね。ただ日本では、ちょっと車体が大きすぎるかもしれませんが。


https://www.tesla.com/ja_jp/cybertruck

これで高級ホテルや高級レストランとかまったくアリですね。
とにかく目立つでしょうから、目立ちたがり屋には最高かも。

予約が開始されています。
予約金 15000円! 払い戻し可能だそうです。

コレには参りました。できればほしいですね。
イーロン・マスク率いるテスラに脱帽です。
日本のメーカーにも頑張って欲しい!

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