ZESP2 終了ZESP3へ リーフ中古車の新規購入はアリか 費用を試算してみた

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ZRSP2終了、ZESP3への変更によりリーフの中古車価格は暴落に加速がかかるのでは? とうわさされています。
もし、リーフの中古が「買い」なら、ある意味この変更はチャンス到来といえるのかもしれません。

中古リーフの旧型車は買いでしょうか?試算してみました。
電気代について訂正しました。2020/01/19

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リーフの中古車

私自身、旧型リーフ 24 KWh の X を中古で買いました。

このとき、走行 5000 km 未満の車体で 1 年落ち。
日産ディーラーで試乗車として使われていた個体です。

寒冷地仕様・・・シートヒータ・ハンドルヒータつき。
ネットオークション代行にお願いして総額 185 万円くらいだったと記憶しています。

ただし諸手続きはすべて自分でやることと、保証がありません。
まあ、業者用の診断シートが閲覧できるので大きなはずれは引かないとは思いましたが。

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ネットでの価格の例

中古でリーフを買おうと思ったら、一般には中古車販売業者での購入となるでしょう。

ここでは用途を一般家庭でのセカンドカー(買い物やお迎え用の車)として考えてみます。
果たして旧型中古リーフは買いでしょうか。

旧型リーフの中古車の相場を調べてみました(2019年12月)。

検索しましょう。

  • 旧型マイナーチェンジ後のモデル
  • 走行距離 2万キロメートル以下
  • バッテリーセグ欠けなし

という条件では75万円程度というのを見つけました(2019年12月)。
走行距離が少なく、バッテリーのセグ欠けがないのでまだまだいけそうです。
もっと安いのもあるかもしれません。

中古のリーフを買う際にはぜひ以下のチェックをしましょう。
満充電、セグがフルの状態での走行可能距離を聞いてください。
旧型24KWh の場合、これが 150 km 以上あればまずGOODです。

その他の場合は 「カタログの航続距離 × 0.65」 くらいあれば良いのではないでしょうか。

そうでないものはやはりバッテリーが多少へたっている可能性があります。できればリーフスパイアプリによってバッテリー情報を探りたいところです。

さて、これなら諸費用込みで85万円程度でしょう。
これが更に値が落ちる可能性も出てきたのですよね。

中古リーフのランニングコスト

月間700キロメートル程度走ると仮定します。
ZESP3 のプランはちょっと高くなってしまったので日産のプランには入らず自宅充電のみとします。

リーフの電費を 7 Km/KWh とします。(実際にはもう少し走るかもしれませんが・・)
そうすると、700÷7=100KWh/月 必要です。

自宅では深夜電力を使って充電しましょう。
100KWhの電気料金は契約する電力会社によって違いますが、東京電力を例にとります。

東京電力:おトクなナイト   1kWhあたり12円16銭(12円41銭)

となっています。
注:現在 お得なナイトは廃止されています。追記
     今はよる得プランで大体22円前後です。以下訂正いたします。m(_ _)m

よって、100KWhでは、だいたい1300円くらいです。
月々1300円で EV を維持できるのですよ。

そうすると年間の電気代は、16000円ほどと予想。
5年間乗るとして、電気代総額 8 万円ほどでリーフを維持できます。

よって100kWhでは、だいたい2200円ほどです。
月々2200円でEVに乗れます。

そうすると年間では26000円くらいです。
5年間乗るとして、総額132000円ほどでリーフに乗れます。

さらにリーフはガソリン車と違ってオイル交換不要です。
そして、減速時に回生ブレーキを使用すればブレーキパッドもほとんど減りません

私は今まで6年近く乗りましたが未だにブレーキパッドの交換はしていません。

車検時もワイパーゴムとブレーキオイル交換ぐらいですみます。
ほとんどメンテナンスフリーなんです。

その他、車検代や税金がかかりますがこれは他の車も同様です。しかし、車検代は交換品がほとんど無いのでかなり安くなります。


もしこれがガソリン車だったら・・・
低燃費車でリッター20Km としてみます。

そうすると、月に700Km 走るのでガソリンは35リットル必要です。レギュラーガソリンを1リットル140円とすると、4900円/月 必要になります。

5年間では、4900円 × 12 × 5=294000円 !

EV は5年間で 13万円であることを考えると結構開きがあります。

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経年リーフの問題点

問題もあります。
EV は航続距離が年々低下します。中古で買えばなおさらです。
したがって、最初の頃に走れた距離は走れなくなります。

しかし、お買い物や送迎用ならあまり気にならないでしょう。

バッテリーについては、日産はバッテリー交換のリサイクルシステムのアナウンスをしています。
それによると、24 kWh バッテリー用の交換再生バッテリーで 30 万円です。
リンク → 日産自動車ニュースルーム

新品バッテリーが 24 KWh で 65 万円ですからお得感があります。
再生品なので新品のようなパフォーマンスは期待できないでしょうが、用途を考えれば十分かもしれません。

これを 5 年目に交換してさらに 5 年、総計 10 年乗るとします。
そうすると、10 年間での電力関係(バッテリー含む)の総額は、46 万円です。

たぶん、買い物グルマならバッテリーの交換は必要ないかもしれませんが・・・。


 

バッテリー交換が安くできるのなら、最初から旧型リーフのもっと安い個体を探して、バッテリーを最初から交換して乗るというのもアリになってきますね。

今、ネットでは旧型リーフを30万円前後で買うことができるようです。
バッテリー交換をしても60万円です。

結論として

  • セカンドカーとして使い、遠乗りをしない
  • 自宅で充電できる環境である
  • 深夜電力を利用する

のであれば、
この機会にさらに値の落ちた旧型リーフを買うのはアリといえるかもしれません。


以上の計算は用途をセカンドカー(お買い物・送迎用)とし、さらに100%深夜電力による自宅充電としていますのでご注意ください。
ZESP3 や NCS などのプランを使う場合は再計算が必要です。

ただし、電気自動車はさらに進化が加速する予感がしています。
旧型に乗りながら指をくわえてみているのもつらそう・・・。

これからの電気自動車

EV の世界は日進月歩です。動くスマホみたいなものです。
自動運転機能など革新的なシステムがさらにどんどん登場するでしょう。

こんなすごい車も出るんですよ!完全自動運転対応です!

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バッテリーが改良されていくのも間違いありません。
今の状況が 10 年先も同じであることはないのです。

EV は進化し続けるでしょうから、私自身は当面は比較的程度のよい旧型リーフでしのぎながら様子を見るのがいいのではないかと感じています。

個人的にはこれからの 5 年で大きな変化が起こる!と予想しています。

コメント

  1. Silicate より:

    東京電力の1kwhあたり12円の深夜電力契約は4年も前に新規契約終了しています.
    今は夜トク契約で約22円

    あとリチウムイオン電池は原理的にもう伸び代がほとんどないです.
    また多くの市場調査が,全固体電池も全自動運転が仮に普及するとしても
    10年以上であることを示しています.
    ここ5年くらいはたいして変化がないでしょうね